第117話 社長の意識を変えて伝える

ワカイさん、残業時間が半分になりました!

 

それもわずか1~2か月で

 

1カ月分の残業代も数百万削減、経営的にも効果大です。

 

いったい何があったのでしょう?

 

今、働き方改革が叫ばれています。

 

その一つが労働時間の短縮であり、残業時間の短縮が問われています。

 

今から30年ほど前、私が大学を卒業して入社したメーカーは残業代が青天井

 

つまり残業をやったらやった分だけ残業代が支払われ、残業代カットなしでした。

 

「みんな、安心して残業してくれ。残業代は予算確保してある」

 

残業時間が多い人は仕事を一生懸命にやっているという空気でした。

 

そんな時代に育った私もいまや50代後半。今、私と同じ年代の多くが経営者になっています。

 

つまり経営者の多くは「残業は当たり前」という時代に育ったので、どちらかと言えば残業に肯定的な考えの人が多いのではないでしょうか。

 

「あいつはいつも夜遅くまで頑張っているなぁ」

 

そんな社長の一言が、残業はプラス評価されるという意識が従業員に根付いているのではないでしょうか。

 

そこで働き方改革を進めていくうえで一番大事なのは、社長が自ら意識を変えて、それを従業員に伝えることが大事です。

 

「これからは残業時間が多いことは個人評価のプラスとしない!」

 

冒頭の会社の残業が半分になるきっかけがこの社長の一言だったのです。

 

社長から社員全員に伝える、場合によっては個人面談でひとり一人に伝える。

 

言葉だけで残業が減る訳ではありません。残業を減らすためにいろいろな方策をおこないました。

 

ただ、社長の一言がないとどんな方策をしてもその方策は効くことなく、残業は減らないでしょう。

 

社長が考え方を変え、その想いを従業員に伝える。

 

社長の会社もまずは宣言してみませんか?