第104話:カイゼン目標を立てるときの重要なポイント
「一年の計は元旦にあり」
みなさんの会社の今年一年の計画を立てられましたでしょうか
計画を立てるときに大事なのはもちろん目標
目標値によって立てる計画の内容も大きく変わってきます
弊社しくみカイゼン研究所も今年の目標を設定して、それに向けての計画を立てました。
みなさんの会社の売上目標、利益目標はいかがでしょうか
さて、製造業でのカイゼンが一番貢献するのがコストダウンであり、
それによって利益に貢献します。
今年一年の売上や利益の目標を設定するように、
カイゼンも今年一年の目標を設定すべきです。
生産性向上、在庫削減、リードタイム短縮・・・・
どんな目標を設定されたでしょうか
売上は前年対比10%アップ、コスト削減は前年比5%ダウンが目標だから
生産性も10%アップ
在庫も10%ダウン
リードタイムも10%短縮
でいいのではなんて考えていませんか?
そんな目標では一年後、生産性は10%もアップせず、在庫も10%も減らず、リードタイムも10%も短縮できないでしょう。
もちろん、コストダウンにも貢献できていないでしょう。
できるなら、生産性50%アップ、在庫50%削減、リードタイム50%
という高い目標設定を掲げてチャレンジしませんか?
そんないきなり50%も!!
と言われる方も多いでしょうが
すべての製品、材料、部品となるとさすがに難しいです。
昔売れると思って大量に作った製品や、安いといって大量に買った部品は、
もう売れませんし、もう使いませんから、あとは捨てるしかありません。
しかし、いま日々生産している主力製品、そこで使われる材料や部品を対象にすれば
決して不可能ではありません。
高い目標を設定すれば、それに伴うアイデアも湧いてきます。
今までと違った作り方、今までと違った買い方・・・・
しくみカイゼン研究所も設定した高い目標を達成すべく
去年とは違ったチャレンジをします
社長の会社も、今年はカイゼン目標を高く設定してチャレンジしてみませんか?